2010年12月21日火曜日

一次情報を収集することの重要さ PARTⅡ

現在、セメントに関する市場調査を実施している。
セメントとは、一般的に水や液剤などにより水和や重合し硬化する紛体をさす。
今回は、モルタルやコンクリートとして使用されるポルトランドセメントや混合セメントについての調査。

市場調査には、客観的な数値を収集するマクロ分析(二次データ分析)と、関係者に直接様々な質問を投げかけて市場動向を探る方法がある。基本的に二次情報は、図書館や業界統計を確認すれば、おおよその分析が可能。

しかし、そこでの情報はあくまで統計的な数値にすぎない。
そこで、建設資材商社などに聞き取り調査を実施することに。

実際、建設資材商社で聞き取りを行うと、様々なヒントがいただける。
特に現場の意見というのはとても大切だ。現在検討中の商品が市場に出た際に、「どんな情報が営業に必要なのか」「どんな売り先が考えられるか」「どの程度の値付けが妥当か」など、的確な意見を頂戴できる。

これは、現場にいるからこそ、実際の顧客を頭に浮かべながらの情報に加工されている。これこそ重視すべき一次情報なのだ。

価格・数量や流通経路などは、マクロ分析を行えばある程度のことは補足できる。しかし、どの業者がどんな流通経路を使っているのか。どこから販売すれば品物が流れるかといった具体的な情報はやはり足を使って稼がなければ集まらない。

これらの情報を分析して、新商材導入の可否に値する判断材料を提供するのが私の仕事であるが、この作業は実はとても楽しいる。知らない情報、新しいアイディアを、専門・専業としている方々からご提供いただける。こんな楽しい仕事はない。

普段の営業も同じだろう。自分自身も自社商品の専門家であるが、顧客もそれぞれ何らかの商品・サービスの専門家だ。営業で訪れた顧客に、彼らの専門分野の話を「聴く」だけで、新しい営業や商品のアイディアも浮かんでくるはずだ。

市場調査と顧客分析のNNW JAPAN RESEARCH & CONSULTING

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