2011年1月28日金曜日

ペット愛好者と公共交通機関



一昨日参加した異業種交流会の二次会での出来事。
とあるドッグカフェ経営者が鉄道関係者に意見具申。全国にいるブログ仲間の間で話題のクレームがあるとのこと。

そのクレームとは、鉄道にペットを乗せる際の扱いについて。ペットを鉄道に乗車させる場合、実は手荷物扱いだというのだ。しかも「手荷物票」をキャリーボックス等に付ける必要があるとのこと。飼い主たちの思いとしては大事な家族を手荷物とはけしからんということなのだ。

確かにこれほどペット市場が拡大した日本国内において、公共交通機関がペット対応を迫られているのは現実だ。そこで気になって鉄道のペット対応について簡単に調べてみた。すると手荷物扱いについては全国共通なのだが、JR九州と北海道だけはどうやらペットカードという台紙を発行しているらしい。このペットカードに先の「手荷物票」をホッチキス止めするのだ。

さてこの対応。飼い主さんの気持ちをくみ取れているのだろうか?確かに手荷物とは区別するよという姿勢は打ち出せてはいるが、やはり手荷物扱いからは脱却できてはいない。つまり中途半端なのだ。
ペットが泊まれるホテルや温泉も増えてきている。高速道路などでもパーキングエリアにドッグランを併設する取り組みが行われ始めている。インフラが、ペットと共存することを前提に構築されてきだしているのである。
鉄道は航空業界との熾烈な競争を繰り広げている。航空業界はどんなに頑張ってもペットをシートに座らせることはできないだろう。しかし鉄道はこの点融通が効く交通機関だ。鉄道業界が勝ちのこっていくためには、顧客の要望にこたえる「差別化」が必要だ。
まさにこのペット対応が鉄道業界のひとつの光明につながるのかもしれない。そうした意味で、あらゆる機会でこうした顧客の声を訊くことが重要になっている。

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