今日は大晦日。カンブリア宮殿では、桃屋の食べるラー油のヒットの理由が解説されていた。桃屋の広報担当者によれば、雑誌MARTの記事がきっかけだったという。
この雑誌MARTは、発行部数推移も高い水準を誇る生活情報誌だ。MARTは、15000人の登録読者によって紙面づくりが行われているという。桃屋の食べるラー油は、フードコンベンション側がバイヤー目線ではなく、主婦目線で新商品を見てもらいたいという依頼がもととなり、その中で特にフューチャーされたことをきっかけにヒットしたのだ。
この事実は、バイヤーや売り手側の論理ではなく、消費者つまり買い手側の論理が、雑誌や新商品のヒットすら生み出す現実を如実に示している。
MARTの編集長は、この体制を評して「主導権を握れない。ましてや今年のトレンドはこうなりますなんて、偉そうなことは言えない」とコメントしていた。つまり、ここに今後の企業活動の真実があるのだ。
これまでメーカーや売り手側は、この主導権を明確に握り、市場を作り上げてきた。しかし、現実社会はすでにこうした体制の大転換を求めているのだ。この事実に気づき、顧客視点を取り込むことにまい進することこそが、今後の企業成長の核になる。
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