2011年4月3日日曜日

関東の日常を「会話」のなかから考える

休日にもかかわらずドトールで仕事してます。 たまたまお隣に東京汐留にある某大手代理店社員5名が座っており、彼らの会話が聞こえてきました。最近、汐留に丸亀製麺なるうどん屋が進出。そしてそれがとても人気で、どうやら店舗展開や広報などに知り合いの〇通社員が携わっているとのこと。一人の女性が、「私、丸亀製麺の同グループの焼鳥部門(トリドール)が好きなんですけど、そっちを東京に持ってくるようにいってくれませんか?」などと軽くお願い口調。話をしていた社員は「そうなんだ。じゃあ社長一緒に話したことあるから、こんど言っといてみるよ」と軽いノリ。 そして話題は東京の放射能汚染にシフトし、洗濯物は外では干さないよ。とか、そうはいっても広島原爆落ちてもみんな生きてるじゃん…などと不謹慎な話も。しかし、このあたりが関東に住まわれている人たちの現実の悩みや不安であろう。 結局、何が安心か、何が信頼できるソースなのかがわからないなかで、現実的な判断を下さないといけない。情報を信用できないのは、情報産業の真っただ中、その頂点に存在する〇通の社員であっても同じことなのだ。それほど現在流布している情報は信頼度に欠けているのだろう。 弊社大阪オフィスフロアには、東京から海外のブランチオフィスが数多く引っ越してきた。いまは外国人であふれかえっている。それだけ外国企業も大使館も、最大限の危機を想定し対応しているのだ。他方、私の友人たちは4月1日から3名も東京に家族を連れて転勤していった。日本企業と日本政府の危機対応能力の現実を、まざまざと見せつけられている。 もちろん、業務効率や継続性を考えると当初計画を変更することには大きなストレスがかかる。しかし、企業活動は人間活動でもあり、社員や家族は〇通社員と同じく不安を感じながら日々生活しているのだ。そうした環境の中で、彼らは本当にレベルの高い仕事を提供することが出来るのだろうか。 「日本は強い」「日本を信じてる」と、CMではがんばれ日本と叫んでいる。でもどう頑張るのか。今何をすべきなのか。具体的な方法を本気で語るCMなど存在しない。私たちは今、自分の頭で考えなければいけない時なのだ。結局、自分や家族を守れるのは自分たちだけなのだから。

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